今回の記事では、私の人生を大きく変えた防衛省・自衛隊の”陸上自衛隊”の特徴などを解説します!
なお、階級、職種や部隊などの詳細については、今後別記事で解説しますので、ご期待ください!
陸上自衛隊とは?
-日本最大規模の防衛組織-
陸上自衛隊は、日本における最大規模の防衛組織となっています
別記事で解説した通り、全国に自衛官は約23万人おり、その中の60%の約14万人は陸上自衛官です
ここから非常に大きな組織であることが分かるかと思います
英語表記は
「Japan Ground Self-Defense Force」
と表記され、略して”JGSDF”となります
なお、豆知識ですが、自衛隊のことは「Japan Self-Defense Force」、
略して”JSDF”となります
組織名からも日本の”領土”も守ることがイメージできるかと思いますが、現在は任務の幅が広がっており、例えばサイバー空間等も防衛の対象となっております。
陸上自衛隊の組織は?
-全国を5つのエリアにわけて配置-
今回の記事での解説する組織は下図の赤枠の部分になります

【防衛省HP:わが国の防衛組織より引用】
なお、赤枠ではない組織にも陸上自衛官が務めていますが、この解説記事では割愛します
ここで新たな組織が出てきました
”陸上幕僚監部”という組織です。
自衛隊と幕僚監部の関係性については、別記事で解説致します。
では、陸上自衛隊の組織を見てみましょう。

【出典:陸上自衛隊Webサイト 駐屯地・組織より引用】
非常に多くの組織が日本全国に配備されていることがわかると思います
簡単に解説すると、
・日本列島を5つのエリアに分けて、エリアごとに「方面隊」がいる
・方面隊のエリアを「旅団」「師団」というグループに分けて担当している
・部隊が駐在している駐屯地が、全国に約160ヵ所ある
私自身160ヵ所の駐屯地の名前は未だに覚えることができません
ここでは、ふ~んくらいに捉えていただければと思います
重要なのは、下図の職種における組織図です!

【出典:陸上自衛隊Webサイト 駐屯地・組織より引用】
「職種」という新しい言葉が出てきましたね
次に「職種」について解説します
陸上自衛隊の職種とは?
-全部で16種類-
陸上自衛隊の職種は下記の16種類です

【出典:陸上自衛隊Webサイト 採用より引用】
少し画質が悪いですが、自衛官の方々は基本的に自分の職種が決まっており、職種に応じて業務内容や所属する部隊が決まります
民間でいうと、”営業職”や”マーケティング職”などです
ちなみに私自身は当初、職種のことを知らないで営業活動を行っていたため、訪問しても「うちの部署ではないですね!」と訪問先のミスマッチを数多く経験しました
そのため、職種と業務内容を理解することは、陸上自衛隊への営業活動の第一歩となります
まとめ
さて、この記事では”陸上自衛隊”の組織や業務内容を簡単に見てきましたが、非常に広範な組織であり、多種多様な業務を行っているのが分かると思います
人数の多さや業務の幅広さ等から、多くのBtoB企業にとって、様々な提案ができる魅力的な組織と感じられたと思います
なお、陸上自衛隊についての詳細は、今後別記事で解説していきます
ーENDー