【奥が深い!】海上自衛隊とは?特徴を解説!

海上自衛隊
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 今回の記事では、私の人生を大きく変えた防衛省・自衛隊の”海上自衛隊”の特徴などを解説します!
 なお、職域や部隊などの詳細については、今後別記事で解説しますので、ご期待ください!

海上自衛隊とは?
-海の自由と安全を守る組織-

 海上自衛隊は、海洋国家である日本において、海洋の自由と安全を守っている組織です
 別記事でも解説した通り、自衛官約23万人のうち約4万人が海上自衛官です
 
 英語表記は
「Japan Maritime Self-Defense Force」と表記され、
略して”JMSDF”となります
 
 なお、豆知識ですが、類似の組織である「海上保安庁」は国土交通省の管轄となります
 
 組織名からも日本の”領海”を守ることがイメージできるかと思いますが、現在は任務の幅が広がっており、例えば弾道ミサイル攻撃への対処等も対象となっております

海上自衛隊の組織は?
-全国を5つの警備区にわけて配置-

 今回の記事での解説する組織は下図の赤枠の部分になります

 【防衛省HP:わが国の防衛組織より引用】
 
 なお、赤枠の部分ではない組織にも海上自衛官が務めていることがありますが、この解説記事では割愛します

 ここで新たな組織が出てきました
 ”海上幕僚監部”という組織です。
 自衛隊と幕僚監部については、別記事で解説致します。

 では、海上自衛隊の組織を見てみましょう。

 【出典:海上自衛隊Webサイト 組織・所在地より引用】
 
 陸上自衛隊に比べるとそこまで基地数は多くないですが、全国を網羅していることがわかります
 簡単に解説すると、
 ・日本列島を5つの警備区に分けて、区ごとに「警備隊」がいる
 ・警備隊のエリアごとに「地方総監部」を置いている


 また、海上自衛隊では職種のことを”職域”と呼び、職域による組織図は下図の通りです

 【出典:海上自衛隊Webサイト 組織・所在地より引用】

 ”職域”という新しい言葉が出てきましたね
 次に”職域”について解説します

海上自衛隊の職域とは?
-全部で16種類-

 海上自衛隊の職域は下記の16種類です

 【出典:海上自衛隊Webサイト 職域より引用】
 
 海上自衛隊の方々も陸上自衛隊同様、基本的に自分の職域が決まっており、職域に応じて業務内容や所属する部隊が決まります
 なお、陸上自衛隊・航空自衛隊は「職種」と呼びますが、海上自衛隊のみ”職域”と呼びます

 私の推測ですが、旧軍の慣習の引き継ぎの有無が理由なのではないかと考えています
 敗戦後において、陸上自衛隊の創設に旧陸軍はあまり関わることができませんでした
 対して、海上自衛隊の創設には旧海軍は関わることができました
 そのため、旧軍の慣習を維持している海上自衛隊と旧軍の慣習を引き継がなかった陸上自衛隊で、言葉の使い方が異なるのではないかと考えています
 

まとめ

 さて、この記事では”海上自衛隊”の組織や業務内容を簡単に見てきましたが、非常に広範な組織であり、多種多様な業務を行っているのがわかると思います
 業務の幅広さ等から、多くのBtoB企業にとって、様々な提案ができる魅力的な組織と感じられたと思います

 なお、海上自衛隊についての詳細は、今後別記事で解説していきます!

 ーENDー