自衛隊中央病院とは?重要性について解説!

自衛隊中央病院
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 今回の記事では、自衛隊中央病院について、解説していきます!
 なお、自衛隊の組織における病院機関は中央病院のほかに地区病院もあり、
 中央病院と地区病院について、概要を解説していきます!
 

自衛隊中央病院とは?
-疾病予防と健康増進に貢献する組織-

 自衛隊中央病院ってなんだ!?という方も多いかと思います
 私自身も数年前まで知らない組織でありましたが、自衛隊という大きな組織を運用するために、
 非常に重要な組織であることがわかりましたので、こちらの記事で解説してみたいと思います
 
 なお、自衛隊中央病院は「中病」と略されることが多いです
 また、組織名の通り業務内容は「診療」です!

 では、詳細について解説していきたいと思います!

自衛隊中央病院の組織は?
-三宿駐屯地に設置された病院-

 今回の記事で解説する組織は、防衛省・自衛隊の組織図上では下図の赤枠の部分になります

 【防衛省HP:わが国の防衛組織より引用】

 上記の組織図から分かるとおり、自衛隊中央病院は「共同の機関」であるため、
 勤務している方々は、背広組と呼ばれる「事務官・技官」の方々、陸上自衛隊・海上自衛隊・
 航空自衛隊や防衛医科大学校を卒業した医官の方々など、様々な経歴の方が勤務しています

自衛隊地区病院は何カ所あるのか?
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自衛隊中央病院の他に、自衛隊には地区病院という機関が設置されており、
この機関は陸・海・空ごとに管轄され、全国に15カ所設置されています

 《陸上自衛隊管轄》
  ・自衛隊札幌病院
  ・自衛隊仙台病院
  ・自衛隊富士病院
  ・自衛隊阪神病院
  ・自衛隊福岡病院
  ・自衛隊別府病院(2022年3月末に廃止予定)
  ・自衛隊熊本病院

 《海上自衛隊管轄》
  ・自衛隊大湊病院(2022年3月末に廃止予定)
  ・自衛隊横須賀病院(大湊病院、舞鶴病院、佐世保病院の廃止に伴い、機能強化予定)
  ・自衛隊舞鶴病院(2022年3月末に廃止予定)
  ・自衛隊呉病院
  ・自衛隊佐世保病院(2022年3月末に廃止予定)

 《航空自衛隊管轄》
  ・自衛隊三沢病院(2022年3月末に廃止予定)
  ・自衛隊岐阜病院(2022年3月末に廃止予定)
  ・自衛隊那覇病院(2022年3月末に陸上自衛隊に移管予定)
  ・【仮称】自衛隊入間病院(三沢病院、岐阜病院の廃止に伴い、機能集約として新設予定)

 上記の各病院の状況から、地区病院は縮小および機能集約されていることが分かると思います

まとめ
ー私見としての課題感ー

 私見ではありますが、体が資本の自衛隊員の方々が負傷した際、迅速に治療行為を
 行うことは当然であると思うのですが、治療行為の最前線である各地の病院が廃止されるのは
 不思議に思っております
 負傷者は機能集約した病院で行えば問題ないという考えも一理あるかもしれませんが、
 そのためには現場での救護の後、素早く後方の病院へ輸送することが重要であり、
 時間との戦いになるため、各地に病院を残すべきなのではないかと私は考えております

 今回の記事では、自衛隊中央病院と地区病院の概要および私見を述べましたが、
 今後別記事にて私が問題視している、「自衛隊の衛生」についても別途解説記事を
 作成したいと思っております

 ーENDー